AI TOOL DATABASE v2
ClickUp Brain
ClickUpの仕事データを文脈に、回答だけでなく成果物作成やエージェント実行まで行うコンテキスト型AI。
選定サマリー
30秒で向き不向きを確認
AI位置づけ
AIネイティブ(AIそのものが中核のサービス)
向いている
ClickUpを業務基盤として使っているチーム
向いていない
ClickUpをほとんど利用していない組織
料金
Brain AIは年払い表示で$9/ユーザー/月、Everything AIは$28/ユーザー/月。プラン・提供形態はWorkspaceにより異なる場合あり
最大の強み
仕事の文脈とAIが近い
注意点
ClickUpへの情報集約度が価値を大きく左右する
THINKLAB判定
ClickUpをすでに仕事の中心に置いているチームでは、汎用AIへ毎回コンテキストを渡す手間を減らせるのが最大の価値です。2026年のBrain²は検索補助ではなく、複数モデルとSuper Agentsを含む業務AI基盤として比較すべきです。
概要
ClickUp BrainはClickUpのAI機能群で、Brain²ではタスク、Docs、Chat、接続アプリなどユーザーがアクセスできる仕事の文脈を利用して回答・生成・分析・ワークフロー実行を行います。
2026年現在は単なる文章生成アシスタントではなく、永続メモリ、GPT・Claude・Gemini等の複数モデル利用、Super Agents、AI Skills、外部MCP接続、Deep Research、スライドやダッシュボード等の成果物生成まで含む業務AI基盤として評価する必要があります。
主な機能
Workspace文脈
ClickUpに蓄積した仕事の状態を毎回説明し直さずAIへ利用できます。
永続メモリ
役割、好み、過去の会話などを記憶し、継続利用で文脈を引き継げます。
成果物生成
文章だけでなくスライド、ダッシュボード、HTMLページ、分析結果などを生成できます。
AI Skills
繰り返し使う指示や業務手順を再利用可能なSkillとして扱えます。
企業検索
Workspaceや接続アプリを横断して必要な情報を検索できます。
AI機能の詳細・制約はページ下部の「詳細情報」にまとめています
活用例
個人・一般
プロジェクト状況の把握
タスク、Docs、会話を横断し、進捗やブロッカーを質問して要約する。
資料・レポート作成
Workspaceの実データをもとにスライド、ダッシュボード、メール、調査結果を作る。
AIエージェント自動化
Super AgentsやAI Fields等を使い、定型処理や複数ステップ業務を自動化する。
業務・組織
プロジェクト管理とAIの統合
別AIへ業務情報をコピーするのではなく、ClickUp内の権限付き文脈を直接使って検索・生成・自動化を行う。
会議後処理の自動化
AI NotetakerやWorkspaceデータを使い、要約、アクション抽出、タスク化までつなげる。
料金
公式のAI料金ページでは年払い選択時、Brain AIが$9/ユーザー/月、Everything AIが$28/ユーザー/月。
Brain AIには1,500 AI Super Credits/ユーザー/月が含まれます。
ClickUpは一部WorkspaceでAI込みの新プラン体系も展開しているため、契約画面で最新条件を確認してください。
無料枠あり
Free Forever
$0
Brain等のAI機能を試用可能。試用上限あり。
Brain AI
$9/ユーザー/月(年払い表示)
Brain、主要AIモデル、AI writing、Enterprise Search等と1,500 AI Super Credits/ユーザー/月。
Everything AI
$28/ユーザー/月(年払い表示)
AI Notetaker、AI Fields、AI Automations等を広く含むフルAI構成。
公式 Pricing ページを開く料金確認:2026年8月25日
強み・弱み
強み
- 仕事の文脈とAIが近い
- 複数の主要LLMを一つの環境で利用できる
- Super AgentsやMCPまで含む自動化範囲
- 権限に沿ったWorkspace情報の利用
弱み
- ClickUpへの情報集約度が価値を大きく左右する
- 料金体系とAIクレジットが複雑
- 一部Workspaceでは新旧のプラン体系が混在する可能性がある
比較・競合
迷うときの比較軸
- 既存の業務基盤
- Workspace文脈の深さ
- AIエージェント機能
- 複数モデル対応
- MCP・外部接続
- AIクレジットと総コスト
ClickUp Brain vs monday AI
monday.com上の業務・ワークフローAIとして比較対象。既存のプロジェクト管理基盤がどちらかで選択が大きく変わります。
ClickUp Brain vs Asana AI
Asanaの仕事データとAI Studioを重視する場合の比較候補。ClickUp Brain²は複数モデル、Super Agents、MCPなどを広く統合しています。
ClickUp Brain vs Microsoft 365 Copilot
Microsoft 365中心の組織ではOffice/Teams/Graph文脈が強み。ClickUp中心の業務管理ではBrainの文脈統合が自然です。
THINKLABの結論
選定サマリーの判定を、選び方として整理したものです。
選ぶべき場合
ClickUp内に十分なタスク・Docs・会話があり、その文脈を検索、資料作成、分析、自動化へ直接使いたい場合。
別製品を選ぶべき場合
ClickUp自体を業務基盤として使っていない、またはAIエージェントに業務データへの広いアクセスを持たせたくない場合。
確信度: high
詳細情報
導入判断の本線から外した補足です。必要な項目だけ開いてください。
AI機能の詳細
Brain² contextual assistant
ClickUp内のタスク、Docs、Chat、接続アプリなど、ユーザーが権限を持つ情報を文脈として回答や成果物を生成します。
制約
参照できる情報や機能はプラン、ユーザー権限、接続設定に依存します。
Multi-model AI
Brain内でGPT、Claude、Geminiなど複数のAIモデルを切り替えて利用できます。
制約
プレミアムモデルの利用量や提供条件はプランによって異なります。
Super Agents
Workspaceの文脈とツールを使い、複数ステップの業務をAIエージェントとして実行します。
制約
高度な自動処理はAI Super Creditsや権限設計の影響を受けます。
MCP・Deep Research
外部MCPサーバー接続やWeb/Workspace横断の深い調査を業務フローへ組み込めます。
制約
外部接続ではデータ経路、認証、接続先の安全性を別途確認する必要があります。
向き不向き(一覧)
こんな人におすすめ
- ClickUpを業務基盤として使っているチーム
- プロジェクト情報をAIの文脈として直接使いたい組織
- 検索・生成・エージェントを一つの業務環境へまとめたいチーム
おすすめしないケース
- ClickUpをほとんど利用していない組織
- AIだけを独立した汎用チャットとして導入したい人
- AI利用量やクレジット管理を避けたいチーム
プラットフォーム / API
対応プラットフォーム
- Web
- Windows
- Mac
- iOS
- Android
- 拡張機能
API
あり
セキュリティ / データの扱い
ClickUpはBrain²について、第三者AIモデルの学習に顧客データを使用しないこと、AI subprocessorsにzero-retention方針を適用すること、権限のある情報のみをBrainが表示すると説明しています。
取扱い: Workspaceデータと接続アプリを扱うため、管理者はClickUp側の権限に加えてMCPや外部連携の認証・データ経路も確認する必要があります。
学習・送信: ClickUpは顧客データを第三者AIモデルの学習に使用しないと明記しています。