AI TOOL DATABASE v2
Gumloop
AIエージェントと視覚的ワークフローを同じ基盤で構築し、社内SaaSやデータを横断して実務を実行させる自動化プラットフォーム。
選定サマリー
30秒で向き不向きを確認
AI位置づけ
AIネイティブ(AIそのものが中核のサービス)
向いている
複数SaaSをまたぐAI業務自動化を構築したいチーム
向いていない
単一アプリ内のごく単純な自動化だけで十分なケース
料金
2026年8月からトークン・コンピュート原価に8%のオーケストレーション料を加える透明な従量課金モデルへ移行。BYOKはPro以上で利用可能。
最大の強み
AIエージェントとワークフローを一つの基盤で扱える
注意点
複雑なフローは設計・保守の知識が必要
THINKLAB判定
AIを単発で使うのではなく、複数の業務システムを横断して『仕事を実行するエージェント』へ発展させたい組織に強い選択肢です。
概要
Gumloopは、自然言語で使うAIエージェントと、トリガー・AI処理・外部サービス操作をつなぐワークフローを構築できる業務自動化基盤です。
営業、マーケティング、オペレーション、エンジニアリングなどの反復業務を対象に、CRM、メール、ドキュメント、データソース等を接続して処理を実行できます。
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2026年にはエージェント共有、組織スキル、MCP連携、モデル制御、評価・改善機能など企業向け機能を拡充しており、単純なノーコード自動化よりAIエージェント運用基盤としての性格が強くなっています。
主な機能
エージェントとワークフローの統合
会話型エージェントと決定的な自動化フローを用途に応じて使い分けられます。
業務アプリ連携
CRM、メール、ドキュメント、開発ツールなどを接続して読み取り・更新を実行できます。
組織共有
Owner、Editor、Viewer、Use Onlyなどの権限でエージェントを共有できます。
モデルガバナンス
企業では利用可能モデル、権限、認証情報、予算・利用量を管理できます。
VPC・監査
企業向けにVPC deployment、監査ログ、SSO/SCIM等の管理機能を提供します。
AI機能の詳細・制約はページ下部の「詳細情報」にまとめています
活用例
個人・一般
営業オペレーション
商談データを要約し、CRM更新、フォローアップ作成、リスク検知まで連携する。
調査・データ処理
Webや社内データを収集・分類・要約し、定期レポートやデータセットへ変換する。
マーケティング自動化
競合調査、コンテンツ作成、SEO、キャンペーン運用など複数ツールをまたぐ処理を自動化する。
業務・組織
部門共通AIエージェント
一人が構築したエージェントを組織へ共有し、接続済みデータと業務ルールを再利用する。
AI業務基盤の統制
モデル制限、認証情報、ロール、監査ログ、予算を管理しながらAI自動化を展開する。
料金
2026年8月5日発表の新モデルでは、AIトークンとコンピュートを原価で転嫁し、その上に基本8%のオーケストレーション料を加える方針。
Pro以上ではBYOKも利用できます。
無料枠あり
Free
無料枠あり
試用・小規模利用向け。具体的な最新上限は公式Pricingで確認。
Pro
従量課金ベース
チーム機能とBYOKを利用可能。トークン・コンピュート等の利用量に応じて課金。
Enterprise
要問い合わせ
高度なガバナンス、SSO/SCIM、VPC、組織向け管理等を提供。
公式 Pricing ページを開く料金確認:2026年8月26日
強み・弱み
強み
- AIエージェントとワークフローを一つの基盤で扱える
- 多数の業務ツールとAIモデルを組み合わせやすい
- BYOK、モデル制限、監査、VPCなど企業向け統制が充実
- Evalsや利用量管理など本番運用を意識した機能がある
弱み
- 複雑なフローは設計・保守の知識が必要
- 従量課金ではモデルや処理量によって費用が変動する
- 外部SaaSやモデル側の障害・仕様変更の影響を受ける
比較・競合
THINKLABの結論
選定サマリーの判定を、選び方として整理したものです。
選ぶべき場合
AIモデル、SaaS、データ処理を組み合わせた複数ステップの業務を構築し、チームで共有・統制したい場合。
別製品を選ぶべき場合
単純な一方向連携だけで十分、または従量コストの変動を許容できない場合。
確信度: high
詳細情報
導入判断の本線から外した補足です。必要な項目だけ開いてください。
AI機能の詳細
AI Agents
接続した業務ツールとデータを使い、自然言語の指示から調査、分析、生成、更新など複数ステップの仕事を実行します。
組織内で権限を分けて共有できます。
制約
実行品質とコストは選択モデル、ツール呼び出し、コンテキスト量によって変動します。
Workflow Builder
トリガー、AIノード、データ処理、SaaSコネクタ、条件分岐などを視覚的につないで再現可能な自動化を構築します。
制約
大規模処理ではトークン、コンピュート、外部APIのコストとレート制限を設計に含める必要があります。
BYOK / Model choice
Pro以上ではOpenAI、Anthropic、Gemini、Perplexity、xAI、DeepSeek、Fireworks等の自前APIキーを接続できます。
制約
BYOK時もGumloop側のツール呼び出し等の料金は残り、AIモデル部分は通常より低いGumloop課金になります。
Agent optimization & evals
エージェントの実行結果を評価し、品質低下やコストを観測しながら改善するための評価・最適化機能を提供します。
向き不向き(一覧)
こんな人におすすめ
- 複数SaaSをまたぐAI業務自動化を構築したいチーム
- ノーコード中心だが必要に応じて高度な処理も組み込みたい組織
- AIエージェントを部門横断で共有・統制したい企業
おすすめしないケース
- 単一アプリ内のごく単純な自動化だけで十分なケース
- 実行コストを完全な固定月額だけで管理したい組織
プラットフォーム / API
対応プラットフォーム
- Web
API
あり
セキュリティ / データの扱い
SOC 2 Type IIとGDPR対応を掲げ、RBAC、監査ログ、SSO/SCIM、モデル制限、VPC deploymentなど企業向け制御を提供します。
取扱い: 公式には顧客データをGumloopのAIモデル学習に利用せず、第三者モデル提供者とはZero Data Retention契約およびDPAを整備すると説明しています。
学習・送信: 顧客データをモデル学習に利用しない方針を明記。第三者モデルへの送信条件は利用モデル・企業契約も合わせて確認が必要です。