AI TOOL DATABASE v2
Scite
論文そのものだけでなく『その論文が後続研究でどう引用されたか』まで確認できる、研究・文献調査向けAIプラットフォーム。
選定サマリー
30秒で向き不向きを確認
AI位置づけ
AIネイティブ(AIそのものが中核のサービス)
向いている
研究者・大学院生・学生
向いていない
一般Webニュースや商品検索が中心の人
料金
無料トライアルあり。個人・組織向け有料プランは契約時点の表示を確認(2026-08-24確認)
最大の強み
引用の文脈を確認できる
注意点
学術用途に特化しており一般検索には向かない
THINKLAB判定
論文検索サービスというより、引用の『回数』から一歩進んで『どう引用されたか』を見るための道具として価値がある。研究の結論を自動判定するのではなく、読むべき文献を絞る補助線として使うのがよい。
概要
Sciteは、学術論文やプレプリントなどを検索し、Smart Citationsで引用文脈を分析して、ある研究が後続文献から支持・反証・言及されているかを確認できるサービスです。
2026年にはMCP経由でChatGPTやClaudeなどからSciteの文献データへ接続する使い方も提供されています。
主な機能
Smart Citations
引用された回数だけでなく、後続研究がその主張を支持したか反証したかを確認できます。
フルテキスト検索
抄録だけでなく論文本文を対象に検索できる範囲があり、具体的な記述を探しやすくなっています。
AI Assistant
研究テーマを質問形式で入力し、文献に基づく回答や探索の入口を作れます。
Reference Check
原稿中の引用文献について、撤回や反証など確認すべき情報を探す用途に使えます。
MCP接続
ChatGPT、Claude、Gemini、CopilotなどMCP対応AIからSciteの研究データを呼び出せます。
AI機能の詳細・制約はページ下部の「詳細情報」にまとめています
活用例
個人・一般
論文の信頼性を追加確認
引用数だけでなく、その研究結果が後続研究で支持・反証されているかを見る。
レビュー論文の文献探索
テーマに関連する論文と引用関係をたどり、候補文献を効率よく絞る。
原稿の参考文献チェック
投稿前に主要引用文献の撤回・反証・引用文脈を確認する。
業務・組織
R&Dのエビデンス確認
製品開発や研究企画で参照する論文について、後続研究の評価を短時間で確認し、レビュー対象を絞る。
料金
Sciteは無料トライアルを案内しており、個人・組織向けに有料機能を提供しています。
価格ページは地域や契約条件で表示が変わるため、2026年8月24日時点では具体額を固定せず契約画面で確認する扱いが安全です。
無料枠あり
Free trial
無料トライアル
主要機能を期間限定で試す入口。
Personal / Organization
契約条件による
Assistant、Smart Citations、Reference Checkなどの上位機能を利用。
公式 Pricing ページを開く料金確認:2026年8月24日
強み・弱み
強み
- 引用の文脈を確認できる
- 大規模な学術データを研究用途に特化して扱える
- MCPで他のAIから研究データを利用できる
弱み
- 学術用途に特化しており一般検索には向かない
- Smart Citation分類には解釈が必要
- 全文へのアクセス範囲は出版社や契約条件の影響を受ける
比較・競合
迷うときの比較軸
- 論文発見と引用検証のどちらを重視するか
- 全文検索や出版社コンテンツへのアクセス範囲
- ChatGPT等からMCP接続したいか
Scite vs Elicit
論文から研究項目を抽出・比較する作業はElicitが得意。Sciteは引用文脈と支持・反証の確認が特徴。
Scite vs Consensus
研究質問への簡潔な回答を得たいならConsensus。Sciteは引用関係の検証を深く追える。
Scite vs Google Scholar
広く無料で検索するならGoogle Scholar。Sciteは引用文の意味づけとAI支援を追加できる。
THINKLABの結論
選定サマリーの判定を、選び方として整理したものです。
選ぶべき場合
論文の支持・反証状況を確認しながら文献レビューを進めたいとき。
別製品を選ぶべき場合
一般Web検索が目的の場合や、論文本文を読まずAI要約だけで研究判断したい場合。
確信度: high
詳細情報
導入判断の本線から外した補足です。必要な項目だけ開いてください。
AI機能の詳細
Smart Citations
引用文を機械学習で分析し、支持・反証・言及などの文脈を分類して表示します。
制約
分類はモデルによる判定であり、研究の妥当性そのものを自動確定するものではありません。
AI research assistant
Sciteが保有する文献情報を根拠に、研究質問への回答や文献探索を支援します。
制約
重要な研究判断では元論文の方法・対象・統計を読む必要があります。
向き不向き(一覧)
こんな人におすすめ
- 研究者・大学院生・学生
- 論文の引用文脈まで確認したい人
- AI回答より一次論文の根拠を重視する人
おすすめしないケース
- 一般Webニュースや商品検索が中心の人
- 支持・反証ラベルだけで研究結論を決めたい人
プラットフォーム / API
対応プラットフォーム
- Web
- 拡張機能
API
あり
セキュリティ / データの扱い
Sciteは学術文献を中心に扱うサービスですが、MCPや組織利用で外部AIと接続する場合は、どの文献・アカウント情報が連携されるかとOAuth権限を確認する必要があります。
取扱い: MCP接続ではSciteアカウントで認証し、対応クライアントから研究データへアクセスします。
学習・送信: 未公開研究資料や機密原稿を入力する場合は、利用するScite機能と接続先AI双方のデータ条件を確認してください。