AI TOOL DATABASE v2
Activepieces
オープンソースの自動化エンジンにAIエージェントとMCPを組み込み、ノーコード運用とセルフホストを両立する業務自動化プラットフォーム。
選定サマリー
30秒で向き不向きを確認
AI位置づけ
AI統合(AIがサービスの中核機能として統合)
向いている
オープンソースとセルフホストを重視する自動化チーム
向いていない
インフラ管理を避けつつ極めて単純な数個のSaaS連携だけを使いたいケース
料金
Free $0、Plus $16/月、Team $166/月(年払い表示、2026-08確認)。Ultimateは要問い合わせ。Community Editionは無料でセルフホスト可能。
最大の強み
MITライセンスのオープンソースCommunity Editionとセルフホスト選択肢
注意点
Community EditionではAgents/Chat、Projects、API access、企業管理レイヤーなど一部機能が含まれない
THINKLAB判定
OSS・セルフホストを捨てずにAIエージェントとMCPまで導入したい組織では、n8nと並んで有力な比較候補です。特にAIから自動化そのものを構築・検証できるMCPは2026年時点の差別化ポイントです。
概要
Activepiecesは、トリガーとアクションをつなぐ従来型ワークフローに、AI Agents、AIステップ、Tables、MCP Server、承認を含むHuman-in-the-Loopを統合したオープンソースの自動化基盤です。
CloudだけでなくDocker、Docker Compose、Kubernetes/Helm等によるセルフホストにも対応します。
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2026年時点では、AIアシスタントからMCP経由でフロー作成・編集・テスト・失敗実行の調査まで行えるため、『自動化を作るUI』だけでなくAIから操作される自動化バックエンドとしても評価すべき製品です。
主な機能
Flows
多数のPieces、Webhook、HTTP、条件分岐などをつないで業務フローを構築します。
1回のflow runを基本単位とするcredits設計です。
Open-source Pieces
連携PiecesはTypeScriptで拡張でき、公式ドキュメントではエコシステムのPiecesがオープンソースとして提供されています。
Cloud / Self-host
マネージドCloudに加え、Community EditionをDocker、Docker Compose、Kubernetes等で自社環境へ配置できます。
Tables
自動化内で使う構造化データを保持し、フローやMCPからレコードを操作できます。
Enterprise governance
TeamではSSOと標準ロール、UltimateではSCIM、custom roles、audit logs、secret managers、Git Sync等へ拡張します。
AI機能
AI Agents
モデルと業務ツールを組み合わせ、複数ステップのタスクを推論・実行します。
必要な場面では人間へ承認を求める設計も可能です。
AI steps / BYOK
フロー内で生成・分類・構造化抽出などのAI処理を利用できます。
Plus以上では自前AI APIキーを利用できます。
Built-in MCP Server
MCP対応AIクライアントからActivepiecesへOAuth接続し、フローの探索・作成・編集・テスト、Tables操作、失敗runの確認やretryなどを自然言語から実行できます。
Human-in-the-Loop
エージェントやフローの途中で人間の承認・判断を要求し、完全自律化すべきでない業務を制御できます。
制約・技術的な詳細は「詳細情報」を参照
活用例
個人・一般
社内SaaS自動化
フォーム、メール、CRM、チャット、データベース等をつなぎ、通知・転記・承認・更新を自動化する。
AI付き業務フロー
受信データをAIで分類・抽出・要約し、その結果に応じて外部システムを更新する。
AIアシスタントから自動化を構築
MCPを介してAIクライアントから既存フローを調査し、新規フロー作成、テスト、障害調査まで行う。
業務・組織
オンプレミス自動化
機密データを自社ネットワーク内に置きながら、部門横断のワークフローを運用する。
統制されたAIエージェント
Human-in-the-Loop、ロール、監査、秘密情報管理を組み合わせ、AIによる業務実行を統制する。
料金
2026年8月26日確認時、Free $0、Plus $16/月、Team $166/月(公式ページの年払い表示)、UltimateはCustom。
課金の中心はcreditsで、flow runは1 credit、AIはモデル別に追加creditsを消費します。
Community Editionは無料セルフホスト可能ですが、Cloud/有料版の全機能を含むわけではありません。
無料枠あり
Free
$0
1人向け。Unlimited flows、毎日更新されるcredits、Flows・Agents・Tables・MCPs、API accessを含むCloudプラン。
Plus
$16/月
年払い表示。Freeの3倍credits、超過従量、最大5ユーザー、BYOKを含む。
Team
$166/月
年払い表示。25ユーザー、Projects、Plusの5倍credits、SSO、standard roles、global connections等。
Ultimate
要問い合わせ
SCIM、custom roles、audit logs、secret managers、Git Sync、dedicated workers等の企業向け機能。
Community Edition
無料
オープンソースでセルフホスト可能。runs/users/flowsのコア自動化は無料だが、Agents/Chatや企業管理機能などは対象外。
公式 Pricing ページを開く料金確認:2026年8月26日
強み・弱み
強み
- MITライセンスのオープンソースCommunity Editionとセルフホスト選択肢
- Flows・Agents・Tables・MCPを一つの製品で扱える
- MCPからフロー構築・テスト・run調査まで操作できる
- Human-in-the-Loopと企業向けガバナンスを段階的に導入できる
- フロー内の各ステップではなくflow run中心のcredits設計
弱み
- Community EditionではAgents/Chat、Projects、API access、企業管理レイヤーなど一部機能が含まれない
- セルフホスト本番運用ではDB、Redis、更新、監視などの運用知識が必要
- AIモデル利用では通常のflow run以外にモデル別creditsが発生する
比較・競合
迷うときの比較軸
- セルフホスト
- ライセンス
- AI Agents
- MCP
- Human-in-the-Loop
- credits
- BYOK
- SSO/監査/Git Sync
THINKLABの結論
選定サマリーの判定を、選び方として整理したものです。
選ぶべき場合
データ配置を自社で制御したい、ノーコード利用者と開発者を同じ基盤に乗せたい、AIエージェントと確定的ワークフローを併用したい場合。
別製品を選ぶべき場合
セルフホストの運用負荷を負いたくなく、少数の定型SaaS連携だけを最短で構築することが最優先の場合。
確信度: high
詳細情報
導入判断の本線から外した補足です。必要な項目だけ開いてください。
AI機能の制約・補足
AI Agents
制約
AI利用はモデルに応じてcreditsを消費し、品質・速度・コストは選択モデルと実行内容に依存します。
AI steps / BYOK
制約
公式PricingではFast 2、Smart 10、Frontier 20 credits、自前AI keyは1 creditとして案内されています。
Built-in MCP Server
制約
変更系MCPツールは強い権限を持つため、プロジェクト単位の有効化範囲と認証・権限管理が重要です。
Human-in-the-Loop
追加の制約記載なし
向き不向き(一覧)
こんな人におすすめ
- オープンソースとセルフホストを重視する自動化チーム
- AIエージェントと従来型ワークフローを同じ基盤で扱いたい組織
- MCP経由でAIアシスタントから業務自動化を操作したい開発・ITチーム
おすすめしないケース
- インフラ管理を避けつつ極めて単純な数個のSaaS連携だけを使いたいケース
- Community EditionだけでAgents・Chatや企業管理機能まで全て無料利用できると想定している組織
プラットフォーム / API
対応プラットフォーム
- Web
API
あり
セキュリティ / データの扱い
Activepieces CloudはSOC 2 Type II、GDPR、EU/US data regionsを掲げています。
セルフホストではデータを自社ネットワーク内に保持できます。
取扱い: セルフホストでは自社インフラ内にデータを保持可能。Cloud利用時は接続先、AIモデル、リージョン、認証情報の取り扱いを自社要件と照合してください。
所在: 公式DeploymentページではCloudにEUとUSのdata regionsを案内しています。