Firebird、アルメニアにCIS地域最大のAIファクトリーを開設
NVIDIA加速コンピューティングとDellの高性能インフラを用い、FirebirdがアルメニアでCIS地域最大のAIファクトリーを立ち上げた。
LEAD
リード
NVIDIA加速コンピューティングとDellの高性能インフラを用い、FirebirdがアルメニアでCIS地域最大のAIファクトリーを立ち上げた。
ARTICLE
本文
FirebirdはアルメニアでCIS地域最大のAIファクトリーを立ち上げ、NVIDIA加速コンピューティングとDell Technologiesの高性能AIインフラを採用した新たなAIコンピューティング拠点を構築した。開所式にはアルメニア共和国首相のニコル・パシニャン、カザフスタン共和国副首相のジャスラン・マディエフ、在アルメニア米国臨時代理大使デビッド・アレンらが出席した。
Firebirdは、この施設を通じて開発者やスタートアップ、企業、大学、公共機関に国内でAIを構築・展開するための計算資源を提供するとしている。AIモデルの訓練やファインチューニング、展開に必要な基盤として位置づけられている。
同社は2027年末までにアルメニアで70,000台のNVIDIA RubinおよびBlackwell GPUと300メガワットのAIインフラ能力を導入する計画を明らかにした。Firebirdの共同創業者アレクサンダー・イェサヤンは、今後およそ2年間でのグローバル展開について述べるとともに、フロンティア市場への注力を表明した。
新施設はNVIDIAのDSXプラットフォーム上に構築され、加速コンピューティング、ネットワーキング、電力、冷却をコードザインされた一体型システムとして統合している。設計段階から収益化を念頭に置き、同一フットプリントでより多くのGPUを稼働させることを目指している。
FirebirdはNVIDIAの支援のもと、アルメニアやカザフスタンなどを含む約2ギガワット規模のインフラロードマップを追求しているとし、NVIDIAが同社への投資を行う意向を示したことも発表した。CoreWeaveによる既存の投資に続く動きであるという。
アルメニアのHrazdanにある同ファクトリーは約6か月あまりで稼働可能になったとされ、Schneider Electricが中低圧配電盤や無停電電源装置、ラックエンクロージャーなどの電力インフラを提供して電源構築を支えた。
冷却面ではVertivがチルドウォーター技術や高度な制御、TrimCooler技術を組み合わせた冷却アーキテクチャを提供し、中央管理による冷却資源の調整で需要変動に対応するとしている。
初期需要としてAIネイティブ企業のPerplexityなどが高性能AIインフラの利用に向けてFirebirdと連携している。FirebirdはNVIDIAのAIファクトリープラットフォームとDell PowerEdgeサーバー上の設備を活用し、アルメニアの利用者がグローバルなAI経済と接続できるようにする計画だとしている。
THINKLAB COMMENT
THINKLABコメント
アルメニアに集中した大規模投資と短期間での施設稼働が注目点です。NVIDIAや主要サプライヤーとの連携で国内向けのAIインフラを本格展開しています。
ORIGINAL
原文リンク
Related
関連記事
- モデル・製品
BigQuery DTSがノーコードで低コストなデータ取り込み機能を強化
GoogleはBigQuery Data Transfer Service(DTS)の新しいコネクタと機能を発表し、ゼロコードでのデータ取り込みとマルチクラウド対応を拡張しました。
- モデル・製品
Cohere Health、Amazon Bedrock AgentCoreで臨床ポリシーのデジタル化基盤を構築
Cohere HealthはAmazon Bedrock AgentCore上に多重テナント対応のエージェント基盤を構築し、臨床ポリシーの機械可読化と運用管理を進めた。
- モデル・製品
Google Cloud、BDC ConnectやCortex Framework v7など最新アップデートを紹介
Google CloudはSAP連携やデータ基盤、AIエージェントの管理・保護などに関する新機能やイベントを発表しました。
- モデル・製品
UNC6671が多ブランドで再編、金融やエンタープライズクラウドを狙う音声フィッシング型恐喝を継続
Google Threat Intelligence Groupは、UNC6671がBlackFileの“引退”表明後も複数の恐喝ブランドを横断して活動を継続していると報告した。
Editor's pick
注目ニュース(編集部選定)
直近7日 · 編集部選定
- 1Firebird、アルメニアにCIS地域最大のAIファクトリーを開設NVIDIA加速コンピューティングとDellの高性能インフラを用い、FirebirdがアルメニアでCIS地域最大のAIファクトリーを立ち上げた。
- 2BigQuery DTSがノーコードで低コストなデータ取り込み機能を強化GoogleはBigQuery Data Transfer Service(DTS)の新しいコネクタと機能を発表し、ゼロコードでのデータ取り込みとマルチクラウド対応を拡張しました。
- 3Cohere Health、Amazon Bedrock AgentCoreで臨床ポリシーのデジタル化基盤を構築Cohere HealthはAmazon Bedrock AgentCore上に多重テナント対応のエージェント基盤を構築し、臨床ポリシーの機械可読化と運用管理を進めた。
- 4Google Cloud、BDC ConnectやCortex Framework v7など最新アップデートを紹介Google CloudはSAP連携やデータ基盤、AIエージェントの管理・保護などに関する新機能やイベントを発表しました。
- 5UNC6671が多ブランドで再編、金融やエンタープライズクラウドを狙う音声フィッシング型恐喝を継続Google Threat Intelligence Groupは、UNC6671がBlackFileの“引退”表明後も複数の恐喝ブランドを横断して活動を継続していると報告した。
Latest
最新記事
- モデル・製品
BigQuery DTSがノーコードで低コストなデータ取り込み機能を強化
GoogleはBigQuery Data Transfer Service(DTS)の新しいコネクタと機能を発表し、ゼロコードでのデータ取り込みとマルチクラウド対応を拡張しました。
- モデル・製品
Cohere Health、Amazon Bedrock AgentCoreで臨床ポリシーのデジタル化基盤を構築
Cohere HealthはAmazon Bedrock AgentCore上に多重テナント対応のエージェント基盤を構築し、臨床ポリシーの機械可読化と運用管理を進めた。
- モデル・製品
Google Cloud、BDC ConnectやCortex Framework v7など最新アップデートを紹介
Google CloudはSAP連携やデータ基盤、AIエージェントの管理・保護などに関する新機能やイベントを発表しました。
- モデル・製品
UNC6671が多ブランドで再編、金融やエンタープライズクラウドを狙う音声フィッシング型恐喝を継続
Google Threat Intelligence Groupは、UNC6671がBlackFileの“引退”表明後も複数の恐喝ブランドを横断して活動を継続していると報告した。
- モデル・製品
Amazon、Amazon Bedrockを発表
AmazonがAmazon Bedrockを公式に発表した。対象チーム・地域・プラン条件が示され、導入検討者は適用範囲の確認が必要になる。
Category
カテゴリ記事
- モデル・製品
BigQuery DTSがノーコードで低コストなデータ取り込み機能を強化
GoogleはBigQuery Data Transfer Service(DTS)の新しいコネクタと機能を発表し、ゼロコードでのデータ取り込みとマルチクラウド対応を拡張しました。
- モデル・製品
Cohere Health、Amazon Bedrock AgentCoreで臨床ポリシーのデジタル化基盤を構築
Cohere HealthはAmazon Bedrock AgentCore上に多重テナント対応のエージェント基盤を構築し、臨床ポリシーの機械可読化と運用管理を進めた。
- モデル・製品
Google Cloud、BDC ConnectやCortex Framework v7など最新アップデートを紹介
Google CloudはSAP連携やデータ基盤、AIエージェントの管理・保護などに関する新機能やイベントを発表しました。
- モデル・製品
UNC6671が多ブランドで再編、金融やエンタープライズクラウドを狙う音声フィッシング型恐喝を継続
Google Threat Intelligence Groupは、UNC6671がBlackFileの“引退”表明後も複数の恐喝ブランドを横断して活動を継続していると報告した。
Next
次に見るコンテンツ
Newsletter
THINKLABの最新情報を受け取る
AIニュース・ツール・ガイドの要点を、仕事で使える形でお届けする予定です。
メール登録機能は準備中です
現在はメールの受付・保存を行っていません。開始時は本欄とプライバシーポリシーを更新します。